お知らせ
チェルノブイリ法策定に携わった法律家、ヴェリキン氏からのメッセージ
2014年8月15日
チェルノブイリ法策定に大きな役割を果たした法律家であり、また自身も事故収束作業にあたったリクビダートルでもあった、ロシアのアレクサンドル・ヴェリキン氏からメッセージが届きました。ヴェリキン氏はチェルノブイリ法の紹介を通じて、原発事故子ども・被災者支援法の策定で後押しをしてくださいました。
またチェルノブイリ法の策定に際しては、各国の被ばく労働者保護制度とともに「日本のヒバクシャ保護制度を勉強した」とも話していました。
以下、メッセージを翻訳したものをご紹介します。
「日本の皆様。
広島、長崎の原爆の日に際し、謹んで哀悼の意を表します。
サンクトペテルブルク市、そしてロシア全土のチェルノブイリ原発被災者は、原爆投下という犯罪を忘れることなく、原爆とその影響により亡くなった方々を偲びます。
アレクサンドル・ヴェリキン」
なお、追伸として添えられていた言葉もご紹介します。
「原発事故被災者保護について、ロシアもお手本になることばかりではありません。チェルノブイリ法に定められた義務の履行を求めて、自分たちも政府と闘っています」
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